髭脱毛は何回で効果がでる？脱毛方法ごとに回数と効果を解説

髭脱毛は、何回通っても効果を実感できない可能性があることを知っていましたか？

髭脱毛は、脱毛方法により効果が違いますが、一般的には6～10回の施術をする方が多いです。

しかし、脱毛方法によっては20回以上通っても何も効果を実感できないことも。

そのような事態を防ぐために、この記事では脱毛方法ごとの効果と回数の違い、効果が出ないときの対処法まで解説します。

髭脱毛を効率的に行いたい方は、ぜひ参考にしてください！

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髭脱毛の効果は何回ででる？脱毛方法ごとに解説

髭脱毛は医療レーザー脱毛、フラッシュ脱毛、ニードル脱毛と3つの脱毛方法があり、効果もそれぞれ違います。

まずは、脱毛方法ごとに効果の違いと、通う回数についてまとめました。

メンズ髭脱毛の回数と効果は脱毛方法により違う

髭脱毛は、医療機関のみで扱う※医療脱毛と医療機関以外でも扱える※サロン脱毛の、2つに分けられます。

医療脱毛は毛根の組織を破壊する施術に対し、サロン脱毛は毛根の組織にダメージを与える施術です。

項目	医療脱毛		サロン脱毛
仕組み	毛根組織を破壊する施術	毛根組織を破壊する施術	毛根組織を破壊しない範囲での施術
脱毛方法	医療レーザー脱毛	ニードル脱毛	フラッシュ脱毛
効果	永久脱毛の効果が得られる	永久脱毛の効果が得られる	減毛効果しかない
痛み	痛みが強い	非常に痛みが強い	痛みが少ない
回数※	10~15回	10～15回	30回～
期間※	1年半～2年半	1年半～2年	3年～4年
料金相場※	13～18万円	50万円～	25万円～
脱毛担当者	国家資格を持っている医師・看護師	国家資格を持っている医師・看護師	脱毛研修を受けたスタッフ

医療脱毛では「医療レーザー脱毛・ニードル脱毛」、サロン脱毛では「フラッシュ脱毛」と、3種類の脱毛方法があります。

3種類の脱毛方法による大きな違いとしては、脱毛回数と永久脱毛か否かです。

髭脱毛の回数が決まる仕組み

髭脱毛は、複数回にわたり施術受けることが必要です。

なぜなら、表面に出ている脱毛可能な成長期の毛が全体の20％程度しかなく、残り80％の毛は皮膚の中に埋まっている状態。

同じサイクルで全ての毛が生えてくると思われがちですが、実際は「成長期→退行期→休止期」と3段階の※毛周期で生えてきます。

つまり、施術回数を重ねることで2回で40％、3回で60％と段階的に成長期の毛を脱毛できます。

医療レーザー脱毛：効果が出る回数の目安は？

医療レーザー脱毛で効果を実感するには、鼻下などの濃い部分を含め3回～5回の脱毛が目安です。

完全にツルツルを目指す場合は、8回～15回ほどを目安にしてください。

医療レーザー脱毛が、「効果・回数・コスパ」を総合して1番おすすめでしょう。

理想の肌	濃い部分	薄い部分
髭剃りの回数が減る	5回	3回
髭剃りが不要になる	10回	5回
ツルツルになる	15回	8回

フラッシュ脱毛：効果が出る回数の目安は？

フラッシュ脱毛の場合、一時的な効果を実感するには8回～15回の脱毛が目安です。

ツルツルを目指す場合は、15回～30回以上の脱毛を目安にしてください。

フラッシュ脱毛は脱毛回数も多いうえに、一時的な効果しかないため永続的に通う必要があります。

ニードル脱毛で効果が出る回数の目安は？

ニードル脱毛で効果を実感するには、鼻下などの濃い部分を含め3回～5回の脱毛が目安です。

完全にツルツルを目指す場合は、8回～15回ほどを目安にしてください。

脱毛回数は医療レーザー脱毛と変わりませんが、ニードル脱毛は「白髪の方・肌が黒い方」でも施術可能。

理想の肌	濃い部分	薄い部分
髭剃りの回数が減る	5回	3回
髭剃りが不要になる	10回	5回
ツルツルになる	15回	8回

髭脱毛に通う期間の目安は？

髭脱毛に通う期間は、一般的に1年～2年が目安です。

しかし、サロン脱毛の場合は一時的な効果が出るまでに倍近くの期間がかかる場合があります。

医療脱毛とサロン脱毛で通う期間の目安は、以下のとおりです。

効果	医療脱毛	サロン脱毛
髭剃りの回数が減る	6ヶ月 （5回）	1年以上 （10回以上）
髭剃りが不要になる	1年前後 （10回）	2年以上 （15回以上）
ツルツルになる	2年前後 （15回前後）	4年以上 （30回以上）

髭脱毛に通う頻度の目安は？

髭脱毛に通う頻度は医療脱毛の場合1～2か月に1回、サロン脱毛の場合3～4週間に1回です。

なぜ、このように施術の間隔が空くのでしょうか？

毛周期に合わせて施術を行うことで効率的に脱毛ができ、その目安のサイクルが1～2か月だからです。

また、適切な施術間隔を空けることで肌へのダメージを最小限に抑えられます。

施術間隔を空けすぎて毛周期に合わせた施術が出来ないと、脱毛期間が延びてしまうこともあるため注意！

髭脱毛の回数ごとの効果と痛みの変化

施術の詳細
治療内容：髭脱毛6部位　12回
部位：鼻下・アゴ・アゴ下・ほほ・もみあげ・首
リスク・副作用：副作用：術後一時的な肌荒れ。軽い炎症
使用機器：Gentle YAG、ライトシェアデュエット
料金：ヒゲ脱毛6部位 12回157,800円：笑気麻酔6回20,000円
総額：177,800円

髭脱毛は痛いとよく耳にしますが、実際どれくらい痛いのか想像できないですよね。

髭の濃い方が医療レーザー脱毛を行った際の、回数ごとの効果と痛みの変化を経過写真と口コミをもとに解説します。

髭脱毛の経過の流れ

髭脱毛初回から9回目（脱毛完了）までの経過は、以下のとおりです。

▶別の症例写真も見る

医療レーザー脱毛：初回～3回目の効果と痛み

施術の詳細
治療内容：髭脱毛6部位　12回
部位：鼻下・アゴ・アゴ下・ほほ・もみあげ・首
リスク・副作用：副作用：術後一時的な肌荒れ。軽い炎症
使用機器：Gentle YAG、ライトシェアデュエット
料金：ヒゲ脱毛6部位 12回157,800円：笑気麻酔6回20,000円
総額：177,800円

初回の脱毛後1～2週間ほどで、髭がポロポロと抜け始めます。

3回目には髭の生える本数も減り、髭が剃りやすくなるなど効果を実感できる。

埋もれていた成長期の髭に対して照射しているため、痛みの変化は特にありません。

痛みに耐えられない場合、出力を調整してもらえるので施術担当者に相談してください。

初回～3回目の痛みの感想はいかがでしょうか？

髭脱毛初回…痛すぎんだろ…(´；ω；｀)

— チラシの裏 (@atsumeruzoi) August 5, 2023

髭脱毛3回目完了。

相変わらず死ぬほど痛い

— ただいマッチョ (@zf9nml) August 6, 2023

医療レーザー脱毛：4回目～7回目の効果と痛み

施術の詳細
治療内容：髭脱毛6部位　12回
部位：鼻下・アゴ・アゴ下・ほほ・もみあげ・首
リスク・副作用：副作用：術後一時的な肌荒れ。軽い炎症
使用機器：Gentle YAG、ライトシェアデュエット
料金：ヒゲ脱毛6部位 12回157,800円：笑気麻酔6回20,000円
総額：177,800円

4回～5回目の脱毛後からは一気に髭が抜け始めます。

7回目の脱毛後には、1日髭を放置しても気にならない程度の効果が得られる。

成長期の毛が減ってくることで、4回目から徐々に痛みが減ってきますが、7回目でも鼻下などの濃い部分の痛みは強いです。

4回目～7回目の痛みの感想はいかがでしょうか？

髭脱毛4回目、まだかなり痛いけどちょっと痛み少なくなってきた

— まーくん (@10ma_ma) July 29, 2023

髭脱毛7回目行ってきました！

減ってくるにつれてマシになる
って聞いてたけどもまだまだ
鼻の下は泣く🤣

— すん@追証せどらー (@sun_atto3) February 7, 2023

医療レーザー脱毛：8回目～9回目の効果と痛み

施術の詳細
治療内容：髭脱毛6部位　12回
部位：鼻下・アゴ・アゴ下・ほほ・もみあげ・首
リスク・副作用：副作用：術後一時的な肌荒れ。軽い炎症
使用機器：Gentle YAG、ライトシェアデュエット
料金：ヒゲ脱毛6部位 12回157,800円：笑気麻酔6回20,000円
総額：177,800円

8回目になると生えてくるのが産毛程度になり、青髭も目立たなくなります。

9回目の脱毛後は、3日ほど髭をそらなくてもよい状態が続き、髭剃りのストレスから解放されます。

痛みは、残り回数が少なくなるにつれレーザーの出力を上げるため、再度強くなります。

8回目～9回目の痛みの感想はいかがでしょうか？

髭脱毛8回目終わったんだけど、出力が高すぎて無意識に涙ポロリして、目隠しカバーからこぼれ落ちた

— John万次郎 (@John01084988) August 5, 2023

9回目の髭脱毛終了
相変わらずクソ痛いしまったく痛みの度合いは変わらない
けど今日のお姉さんの施術めっちゃうまかった好き

— やまつ (@yamatu_nana) December 21, 2022

髭脱毛は何回目が1番痛い？

何回目が1番痛いかは個人差があるため一概に言えませんが、2回目という声が多いです。

初回は、肌の様子を見るため照射の出力を弱めに設定するクリニックが多いため。

回数を重ねるにつれ痛みが和らいだという声もありますが、最後まで痛いという方もいます。

しかし、以下の対策で痛みを軽減することができます。

痛みの軽減方法	理由
麻酔を利用する	痛みを感じる神経を麻痺させる
施術前に脱毛部位を冷やす	痛みのもとである熱を抑える
施術前に保湿を行う	肌の乾燥によるバリア機能の低下を防ぐ
施術前の飲酒を控える	血行促進による肌の乾燥を防ぐ

麻酔は医療脱毛の場合のみオプションでつけることができ、料金相場は1,000～4,000円程度です。

麻酔はクリニックや病院ごとに取り扱いが異なるため事前にチェックしておきましょう。

＞＞痛み対策の詳細はこちら

髭脱毛は痛い方が効果がある？

医療レーザー脱毛の痛みの強さと効果の関係は、医師により意見が異なります。

痛みを感じるのはレーザーがしっかり毛に反応しているからですが、痛みの強さと効果が比例しているかというと難しい点です。

医療脱毛とサロン脱毛の痛みの違いはレーザーの出力の違いのため、医療脱毛の方が効果は高いです。

髭脱毛の回数は目的ごとに変わる！

髭脱毛の通う回数は、目的（理想の肌）により変わります。

髭脱毛を行う際に、多くの方が目指す3つの肌を例にあげ、通う回数の目安を解説します。

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髭をツルツルにする場合は何回が目安？

髭をツルツルにする場合、脱毛方法によって10回～30回以上と大きく違います。

脱毛方法ごとの施術回数の目安は以下のとおりです。

脱毛方法	濃い方	薄い方
医療レーザー脱毛	15回	10回
フラッシュ脱毛	30回以上	15回以上
ニードル脱毛	15回	10回

脱毛方法により施術回数が大きく変わる理由は、脱毛機械の出力の違いにあります。

医療レーザー脱毛・ニードル脱毛は「毛根組織を破壊する出力」での施術に対し、フラッシュ脱毛は「毛根組織にダメージを与える出力」での施術。

毛根組織を破壊できないフラッシュ脱毛は、一時的にツルツルにはなりますが永久脱毛の効果はないので、永続的な施術が必要です。

青髭を改善したい場合は何回が目安？

青髭を改善したい場合、髭が薄い方で5回以上、濃い方は10回以上が目安。

脱毛方法ごとの施術回数の目安は以下のとおりです。

脱毛方法	濃い方	薄い方
医療レーザー脱毛	10回	5回
フラッシュ脱毛	15回以上	10回以上
ニードル脱毛	10回	5回

青髭は皮膚の中に残った髭の断面が、透けて青く見えることが原因です。

つまり青髭の改善も、毛根組織から破壊する医療レーザー脱毛・ニードル脱毛の方が、施術回数が少なくなります。

髭をそる回数を減らしたい場合は何回が目安？

髭を剃る回数を減らしたい場合、髭が薄い方で3回以上、濃い方は5回以上が目安。

脱毛方法ごとの施術回数の目安は以下の通りです。

脱毛方法	濃い方	薄い方
医療レーザー脱毛	5回	3回
フラッシュ脱毛	10回以上	8回以上
ニードル脱毛	5回	3回

フラッシュ脱毛の場合、毛根組織にダメージを与えるだけの施術のため、医療脱毛・ニードル脱毛よりも施術回数が多くなります。

髭の手入れが楽になると、ツルツルを目指したくなる人の割合が高いため、回数が多いプランを選択しておくのもおすすめ。

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髭脱毛は平均で何回行けばいい？

髭脱毛に通う平均回数は、医療脱毛の場合8～10回、サロン脱毛の場合は15～20回が目安です。

目指す肌により脱毛回数は変わるため、平均回数はあくまで参考値と思ってください。

脱毛方法ごとの施術回数の目安は以下のとおりです。

脱毛方法	理想の肌	髭が濃い部分	髭が薄い部分
医療レーザー	髭剃りの回数が減る	5回	3回
	髭剃りが不要になる	10回	5回
	ツルツルになる	15回	8回
フラッシュ	髭剃りの回数が減る	10回以上	8回以上
	髭剃りが不要になる	15回以上	10回以上
	ツルツルになる	30回以上	15回以上
ニードル	髭剃りの回数が減る	5回	3回
	髭剃りが不要になる	10回	5回
	ツルツルになる	15回	8回

施術回数を少なくしたい場合は、医療レーザー脱毛かニードル脱毛を選びましょう。

髭脱毛に何回通っても「効果が出ない時」の対処法4選！

「何回も通っているのに効果が出ない…。」

そんな不安や悩みを抱えている方に、4つの対処法を解説します。

1.脱毛方法やレーザーの種類を変更してみる

大前提として、髭脱毛の効果を得たいのであればサロン脱毛ではなく、医療脱毛を受けてください。

医療脱毛の方が効果を実感できるまでの期間も短く、料金も安いです。

脱毛サロンの方が1回あたりの単価は安いですが、効果と回数を加味すると医療脱毛の方が結果的に安い。

医療レーザー脱毛を受けていて、効果が実感できない方はレーザーの種類が変更可能か、クリニックに確認してみましょう。

医療レーザー脱毛は3種類のレーザーがあり、レーザーごとに毛質や肌質で効果が変わります。

	アレキサンド ライトレーザー	ダイオード レーザー	ヤグレーザー
濃い髭への効果	◎	〇	◎
産毛への効果	△	◎	〇
地黒の方	×	〇	〇
痛み	普通	弱い	強い

レーザーの種類を変更することで、痛みの度合いも変化するため気を付けてください。

2.日焼け対策を徹底する

日焼けによりレーザーが「肌の黒さ」に反応してしまうと、脱毛効果が弱くなります。

効果が弱まる理由は、医療レーザー脱毛・フラッシュ脱毛ともに※メラニン（肌の黒さ）に反応し脱毛する仕様だからです。

また、肌の黒さに脱毛器が反応してしまいヤケドの可能性も高まるため、日焼け対策は徹底してください。

こまめに日焼け止めを塗る・日傘を利用することがおすすめ。

3.脱毛の前日は普段より入念に保湿する

肌が乾燥すると、皮膚が硬くなりムダ毛が抜けにくくなります。

また、乾燥による肌トラブルが原因で出力を上げれない場合もあるため、肌の保湿は入念に行いましょう。

もともと乾燥肌の方は、クリニックの先生に相談してみてください。

化粧水と乳液をしっかりとつけ、肌の保湿ケアをしましょう。

4.照射の出力を上げてもらう

照射の出力が上がればその分、脱毛効果も上がります。

しかし、出力を上げることで痛みと肌への負荷も大きくなるため担当者と相談してください。

無理に出力を上げると肌トラブルの原因になる可能性があるため、無理のない範囲であげるのがベストです。

【Ｑ＆Ａ】髭脱毛でよくある質問

【まとめ】施術法による回数と効果を把握して効率的に脱毛を行いましょう！

本記事では、脱毛方法ごとの回数の目安と効果に関する内容を解説しました。

効率的に髭脱毛を行うためのポイントを、もう一度おさらいしておきましょう。

「何回通っても効果が出ない…」

ということを防ぐため、医療脱毛にて効率的に髭脱毛を行いましょう。

また、髭脱毛の目的に合わせて施術回数を決め、毛周期を把握することで効率的に理想の肌になれます。

本記事で解説した内容を参考に、短い期間で効率的に理想の肌を目指してください！