髭を処理するのが面倒くさいという方や、髭剃りで肌が荒れてしまうといった方には、物理的に髭の処理が必要なくなる髭脱毛は非常にメリットが大きい施術です。
しかし、髭脱毛は強い痛みが発生する施術なので、耐えられるのか不安に感じる方も多いですよね。
中には「痛みを我慢できずに、通うのを辞めてしまった」という方もおり、事前の対策を知っておくかどうかはとても大事なポイントです。
- 髭脱毛はどのくらい痛いのか
- 回数によって痛みの変化があるのか
- 髭脱毛を実際に受けた方の評価
- 痛みを軽減するための対処法
この記事では「髭脱毛はどのくらい痛くて、痛みを軽減できる方法は何か」をしっかり把握できるので、髭脱毛の痛みに関する理解が深まり、施術に対する不安を大きく減らせます。
髭脱毛の痛みが心配でなかなか施術に踏み切れない、という方はぜひ参考にしてくださいね。
麻酔代込みの クリニック | プラン(税込) |
---|---|
メンズじぶんクリニック 詳細はこちら | ヒゲ3ヵ所 3回:9,800円 麻酔代込み |
メンズリゼ 詳細はこちら | ヒゲ脱毛3部位 10回:28,000円 麻酔クリーム1本無料 |
湘南美容クリニック 詳細はこちら | ヒゲ (鼻下+アゴ+アゴ下) 6回:16,800円 麻酔クリーム1本無料 |
髭脱毛はどのくらい痛い?回数による痛みの変化も解説
髭脱毛の気になる痛みについて、深掘りしていきましょう。
髭脱毛はどのくらい痛いのか
髭脱毛の痛みは、一般的に「輪ゴムで弾かれるような痛み」と例えられます。
もちろん人によって痛みの感じ方は異なりますが、髭脱毛を受けた80%以上の方は何かしらの痛みを感じているという調査結果もあり、痛い施術であることは間違いありません。
また、脱毛の方法によっても痛みの感じ方が変わってくるため、一番痛くない方法は何なのかを把握することは非常に大切です。
髭脱毛は自宅で実施できる脱毛器と、クリームでの脱毛を含めると主に5種類ですが、効果がより高いのは下記3種類。
脱毛の種類 | 痛み |
光脱毛 | 比較的少ない |
ニードル脱毛(美容電気脱毛) | 強い |
レーザー脱毛 | 強い |
低出力の光で施術を行う光脱毛は一番痛みが少なく、針で毛根そのものを破壊するニードル脱毛や、発毛組織を破壊するレーザー脱毛は痛みが強いのが特徴です。
顔は全身の中でも特に皮膚が薄く、太い毛が密集しているせいで痛みを感じやすいので、痛みを軽減する対策は必須と言えるでしょう。
光脱毛やレーザー脱毛は、髭が濃かったり肌が黒い人ほど、痛みを感じやすい点も注意。
髭脱毛は何回目まで痛い?
髭脱毛は、回数を重ねるごとに毛が薄くなっていくため、痛みを感じにくくなることが多いです。
しかし痛みを抑えるために初回の施術を低出力で行っていれば、2回目の方が痛いと感じることもあり、「何回目までは痛い」と言い切るのは難しいでしょう。
髭脱毛の痛みの原因は、毛を生やす元となる組織にダメージを与える際の刺激であり、下記要因によって痛みは大きく左右されます。
- 脱毛機器の出力が高い
- 肌の状態が悪い
- 施術箇所の皮膚が薄い
- 毛が太く濃い
痛みを抑えるには、回数に関わらずいかに痛みを感じる要因をなくせるかがポイントです。
基本的に回数が進めば痛みが和らぐと考えて大丈夫ですが、あくまで目安程度に留めましょう。
髭脱毛の痛みは脱毛の種類によっても違う
髭脱毛は大きく「医療脱毛」と「サロン(美容)脱毛」に分けられ、痛みの強さが違います。
痛みが強いが脱毛効果が高いのが医療脱毛、脱毛効果が低く時間がかかるが、痛みが少ないのがサロン脱毛です。
それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらの髭脱毛が自分に向いているのか、把握することも大切ですよ。
医療脱毛の痛みと効果
医療脱毛は永久脱毛※が可能ですが、痛みが強い施術です。
医療脱毛概要 | |
---|---|
痛み | 強い |
効果 | 永久脱毛※が可能 |
施術回数 | 2〜3か月に1回の施術を10回程度 |
価格 | 10回で15万円程度 |
施術者 | 医師または医師指導のもと看護師が施術 |
医師または医師指導のもと看護師のみが行える医療行為にあたるため、高い出力で施術が可能。
脱毛効果が高く、再発毛の可能性が低い永久脱毛※が可能な一方、出力が高いがゆえに痛みも強い傾向にあります。
5回程度で効果を実感し始め、合計10回程度の施術で毛がほぼ生えてこなるので、痛みが強くても早く効果が欲しい方にはぴったりな施術と言えるでしょう。
サロン(美容)脱毛の痛みと効果
サロン脱毛は、続けることで髭剃りが楽になる効果があり、痛みも少ない施術です。
サロン脱毛概要 | |
---|---|
痛み | 比較的弱い |
効果 | 髭剃りが楽になる 永久脱毛は不可 |
施術回数 | 1〜3か月に1回の施術を20回程度 |
価格 | 10回で10万円程度 |
施術者 | 資格が必要ないため、サロンスタッフが施術可能 |
使用する脱毛機器の出力に制限があり、医療脱毛に比べて低出力での施術となるため、痛みが少ないのが特徴。
一方で出力が低い分、効果を実感するまでに長期間を必要とします。
永久脱毛はできず、いずれ毛が生えてくるので「今は髭剃りを楽にしたいけれど将来的に髭を生やしたい」と考えている方におすすめです。
髭脱毛の痛みが我慢できない場合は医師やスタッフに相談すること
髭脱毛は医療脱毛でもサロン脱毛でも、多少なりとも痛みが発生します。
施術前の対策や麻酔を使用することで痛みを軽減させることが可能ですが、それでも痛みが我慢できない場合は、遠慮なく医師や施術スタッフに相談しましょう。
脱毛機器の出力を弱めたり、複数の麻酔を併用(医療脱毛のみ)したりと対策を行ってくれるので、無理なく施術を受け続けられます。
せっかく通い始めた髭脱毛なので、無理なく最後までやり切りたいですよね。
髭脱毛の痛みを抑えたい方におすすめの対処法3つ
髭脱毛の痛みを抑えるための対処法は、主に3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
麻酔代込みの クリニック | プラン(税込) |
---|---|
メンズじぶんクリニック 詳細はこちら | ヒゲ3ヵ所 3回:9,800円 麻酔代込み |
メンズリゼ 詳細はこちら | ヒゲ脱毛3部位 10回:28,000円 麻酔クリーム1本無料 |
湘南美容クリニック 詳細はこちら | ヒゲ (鼻下+アゴ+アゴ下) 6回:16,800円 麻酔クリーム1本無料 |
方法1 痛みの原因となる行動を避ける
髭脱毛の施術前は下記4つの行為を避けることで、施術時の不要なトラブルを防ぎ、痛みを軽減させる効果があります。
避けるべき行為 | 理由 |
---|---|
日焼け | レーザーは黒い部分に反応するので 肌が黒くなることで、痛みを強く感じる |
血行が良くなる行為 (飲酒・運動) | 血行が良くなることで、肌が敏感になり 痛みを感じやすくなる |
肌の乾燥 | 施術時に肌がダメージを負いやすくなり 痛みを感じやすくなる |
髭の自己処理 | 施術前に肌がダメージを負ってしまい 痛みを感じやすくなる |
肌がダメージを負っているほど、痛みを感じやすく施術後の肌トラブルも起こしやすくなるため、いかに肌に優しい生活を行うかがポイント。
施術の1か月ほど前から規則正しい生活と、肌を乾燥させないスキンケア及び日焼け防止を意識して生活すると、痛みの感じ方が変わってくるでしょう。
施術前日は、絶対に飲酒しないでください!
方法2 麻酔を使用する
髭脱毛では、施術時に麻酔を使用することで、大幅に痛みを軽減できます。
ただし、麻酔が使えるのは医療行為であるクリニックでの医療脱毛のみで、サロンでの髭脱毛では使用できない点に注意。
麻酔の種類 | 特徴 | 効果 | 価格 |
---|---|---|---|
笑気麻酔 | 亜酸化窒素を 使用したガス麻酔 | リラックスした状態を作る | 不安や緊張を和らげ2,000円 〜 3,000円 程度 |
麻酔クリーム | 麻酔薬を塗り込んだ クリーム | 痛みを感じにくくする | 皮膚の感覚を鈍らせ500円 〜 3,000円 程度 |
麻酔テープ | テープの表面に 麻酔薬を塗り込んだもの | 痛みを感じにくくする | 皮膚の感覚を鈍らせ500円 〜 3,000円 程度 |
局所麻酔注射 | 注射器で施術箇所に 直接麻酔薬を注入 | 痛みが大きく緩和される | 注射部位周辺の3,000円 〜 4,000円 程度 |
静脈麻酔 | 外科手術などで 使用される全身麻酔 | 痛みを全く感じない | 眠ってしまうため30,000円 〜 200,000円程度 |
2種類以上の麻酔を取り扱っている場合は、併用が可能なこともあり、単体使用よりも高い効果が見込めます。
クリニックによって施術時に使用できる麻酔は違うため、クリニックを選ぶ際は、自分が使用して欲しい麻酔があるかどうかを確認するのがおすすめ。
方法3 痛みが少ない施術方法を選ぶ
髭脱毛は使用するレーザーや照射方法によっても、感じる痛みが大きく変わってきます。
レーザーと照射方法のバリエーションを知っておくことで、自分に合った痛み対策が立てやすくなりますよ。
脱毛機器は30以上の種類がありますが、レーザーは3種類、照射方法は2種類だけです!
レーザーの種類と痛みの強さ
髭脱毛で使用されているレーザーの種類は、アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーの3種類です。
レーザーの種類 | 特徴 | 痛みの強さ |
---|---|---|
アレキサンドライトレーザー | ・美肌効果あり ・剛毛に高い効果 | 普通 |
ダイオードレーザー | ・肌質を選ばない 万能型 ・太い毛や産毛も 対応可能 | 弱い |
ヤグレーザー | ・高出力レーザーが 深部まで届く ・根深い毛や産毛も 対応可能 | 強い |
それぞれ特徴がありますが、一番痛みを感じにくいのはダイオードレーザー。
太い毛や産毛にも対応でき、受ける人を選ばない万能型のレーザーなので、まずはダイオードレーザーがあるクリニックを選ぶのがおすすめです。
照射方法の種類と痛みの強さ
髭脱毛の照射方法は、熱破壊式と蓄熱式の2種類がありますが、痛みを抑えたい方におすすめなのは蓄熱式です。
照射方法 | 特徴 | 痛みの強さ |
---|---|---|
熱破壊式 (HDR) | 高出力のレーザーを 単発で照射 | 強い |
蓄熱式 (SHR) | 低出力のレーザーを 連続で照射 | 弱い |
蓄熱式は低出力のエネルギーを細かく照射するため、効果を実感しにくいですが、痛みが少ないのが特徴。
一方、熱破壊式は大きなエネルギーを一気に照射するので、効果を実感しやすい反面、強い痛みが発生するデメリットがあります。
痛みを出来るだけ抑えたいのなら、蓄熱式の脱毛機があるクリニックを選びたいですね!
髭脱毛の痛みを我慢して続けてよかったと感じる瞬間3つ
髭脱毛は痛い施術ですが、それでも髭脱毛を受ける方が非常に多い、人気の施術です。
全国18歳以上の、髭脱毛経験者294名を対象に行われた調査では、7割以上の方が「やって良かった」と回答しています。(「やって良かった」と「どちらかといえばやって良かった」の合計)
では、なぜ痛い思いをしてまで髭脱毛を受けるのか?そのメリットを3つ紹介します。
毎朝余裕を持てるようになった
髭脱毛を行うことで、何かと忙しい朝にゆとりが生まれます。
髭剃りに使っていた時間を自由に使えるので、余裕を持って出勤・登校の準備が可能です。
実際に髭剃りにかかる時間は10分程度ですが、朝の10分は貴重ですよね!
永久脱毛でなくとも施術を受け続けている間は、髭剃りの頻度を大幅に減らすことができるので、髭脱毛を受ける大きなメリットの1つと言えます。
肌荒れを起こさなくなった
髭脱毛後は髭剃りが全く必要なくなる、または大きく頻度を減らせるので、髭剃りによって引き起こされる肌荒れの心配はありません。
髭剃りによる肌ダメージが原因で起こる、しつこい赤みやニキビは、髭脱毛を検討するのに充分すぎる理由ですよね。
見た目の印象がアップするのに加えて、肌荒れも抑えられるので、清潔感が全く違いますよ!
単純に「髭剃りによる肌荒れがしんどい!」と考えている方にも、髭脱毛はおすすめの施術です。
突然の飲み会や合コンにも動じなくなった
髭が濃い方にとって、仕事終わりや学校終わりの急な遊びの誘いは、大きな悩みどころですよね。
朝にいくら念入りに髭処理を行っても、夕方には青々としたジョリジョリ髭が…。
髭脱毛を行えば、剃っても剃っても夕方には生えてくる、しつこい髭の心配をする必要はありません。
毎日の髭剃り自体がほとんど必要なくなるので、いつでも万全の体制で合コンやデートに臨むことができます。
清潔感も大きくアップするので、相手に与える印象もグッと良くなりますよ。
【まとめ】髭脱毛は痛いが、麻酔や機種によって軽減させることができる
髭脱毛は、そのまま施術を受けると耐えられない方もいるほど、大きな痛みが伴う施術です。
それは全身の中でも皮膚が薄く神経が集中している「顔」という場所、毛が濃く密集している「髭」の脱毛であることが原因。
しかし、適切な対策を行うことで大きく痛みを軽減できます。
- 施術前の日焼けを防止し、血行が良くなることはしない
- 施術時は必ず麻酔を使用し、出来れば麻酔の併用をする
- 痛みが少ない蓄熱式・ダイオードレーザーの脱毛機を使用してもらう
特に麻酔は、笑気麻酔と麻酔クリームなど、複数種類を併用することで効果をアップさせることができます。
さらに、痛みが少ない蓄熱式・ダイオードレーザーの脱毛機があるクリニックで施術を行えば、痛みをかなり抑えることができるでしょう。
「髭脱毛したいけれど、痛いのは嫌だなぁ」「痛すぎで心が折れそう…」という方は、ぜひ今回の痛み対策を参考にしてくださいね。
※髭脱毛のリスク・副作用
髭脱毛には、下記の様な一定のリスクや副作用の可能性があります。
- 増毛化・硬毛化
- 毛嚢炎
- 火傷
- 打ち漏れ
- 施術直後の赤み、ヒリヒリ感、むくみ
- ニキビや吹き出物ができる
発生頻度は各部位や肌質によって変わります。
カウンセリングで相談にて納得してから施術しましょう。