産婦人科でピルだけもらうには?内診なし・診察なしの方法や処方の流れを解説

産婦人科でピルだけもらうには?内診なし・診察なしの方法や処方の流れを解説

産婦人科では診察や検査が必須なため、ピルだけもらうことはできません。

しかし、オンライン診療ならピルだけもらうことが可能

初回はチャットや電話などでの診察がありますが、2回目以降はネットでの手続きでピルを購入できます。

オンライン診療のメリット

オンライン診療後、ピルは郵送で届くため、ピルをもらうために病院はもちろん薬局へ行く手間もありません。

診察は早朝や深夜、土日も対応しており、忙しい方でも利用しやすいのもポイント。

また定期便やまとめ買いプランもあるので、服用の継続も簡単ですよ。

電話やチャットで診察
まとめ買いOKなオンライン診療

スクロールできます
サービス名特徴料金
\産婦人科の医師在籍/
スマルナ
公式HP
診察がチャット形式
定期便の解約縛りなし
医師の指名に対応
ピル:2,980円
診察:1,500円
送料込み
ーーーーーー
4,480円
※自由診療
\産婦人科の医師在籍/
メデリピル
公式HP
電話での診察を実施
ピル1シートが無料
医師の性別は指定OK
ピル:初回0円
診察:無料
送料:550円
ーーーーーー
550円
※自由診療
\保険適用OK/
東京オンライン
クリニック
公式HP
一部ピルが保険適用
コンビニでの受取可
ビデオ通話で診察
ピル:1,040円
手数料:2,300円
ーーーーーーー
3,340円
※保険適用

※税込み※オンライン診療は医師の診療が必要となり、医師の判断によってはお薬を処方できない場合があります。※メデリピル:2か月目以降は月額2,970円※東京オンラインクリニックの手数料には診察代や送料が含まれます。

【ピルだけもらう】産婦人科とオンライン診療の違い

産婦人科とオンライン診療の共通点は、初診時に医師の診察が必要な点です。

一方で、待ち時間の有無や営業時間、ピルの追加処方時の診察の有無はそれぞれ異なります。

スクロールできます
産婦人科オンライン診療
診察受診の都度初回
ピルを変更するとき
待ち時間30分〜2時間ほど
待つこともある
基本は待ち時間0
営業時間日中〜夕方
日・祝は休みが多い
24時間対応のサービスあり
日・祝も基本は営業
ピルの
追加処方
病院へ行って
診察を受けてから受け取る
ネット上で手続き
同じピルなら診察なし
可能な
検査
性病検査
エコー検査
がん検診
血液検査など
※血栓症含む
性病検査
血液検査など
※血栓症不可
詳細を見る詳細を見る

※クリニックやサービスによって内容が異なる場合もあります

産婦人科は、エコー検査やがん検診などを定期的に受けられることが魅力です。

オンライン診療は、営業時間が長く待ち時間もないため、忙しい方でも利用を続けやすいのがポイント。

検査は産婦人科、ピル処方はオンライン診療と分けて利用することも可能です。

産婦人科:病院へ行って診察、処方箋を薬局に出してピルを受け取る

産婦人科では、受診の度に診察を受けます。

また、初回はエコー検査や内診、血液検査を受けることがほとんどです。

メリットさまざまな検査が受けられる

診察を受けた日にピルをもらえる

ピル以外の選択肢も選べる
デメリット症状がなければ検査は保険適用外

待ち時間が長くなりがち

深夜や日祝は休診が多い

ミレーナ(子宮リング)や漢方薬など、生理痛はピル以外でも改善が見込めます。

産婦人科へ行けば、さまざまな選択肢から、あなたにぴったりな治療方法/避妊法を選ぶことが可能。

ピルを服用しようか迷っている場合、産婦人科で相談してみるのがおすすめです。

オンライン診療:電話やチャットで診察、ピルは郵送で届く

オンライン診療では、電話やチャットを使った診察が行われています。

基本的には検査はなく、追加で同じピルの処方を受ける場合は診察がないサービスも。

メリット2回目からはピルだけもらえる

移動の手間がない

深夜や日祝も営業
デメリットエコー検査や内診は受けられない

ピルの配送に1〜2日かかる

選択肢は基本的にピルのみ

ピルの種類を変える場合は、変更の度に診察を受ける必要がありますよ。

オンライン診療はピルのプランが豊富、定期便やまとめ買いプランも用意されているため、買い忘れを防げます。

また、定期便やまとめ買いは、単品処方よりも割安です。

産婦人科ならピルが保険適用?

産婦人科であっても、「保険医療機関」以外のクリニックは、ピルの保険適用が受けられません。

また、中にはオンライン診療でも保険適用を受けられることもあります。

保険適用の有無は病院・サービスによって変わるため、事前に公式サイトや電話で確認しましょう。

保険適用のオンライン診療

高校生1人でもオンライン診療や産婦人科でピルだけもらうことはできる?

ピル処方を受けられる年齢は、クリニックやサービスによって異なります。

18歳以上に限定したり、保護者の同伴が必要だったりと、産婦人科や婦人科によって条件もそれぞれ。

年齢制限は公式サイトに記載されていないことも多いため、不安なら事前に電話で確認しておきましょう。

未成年でも1人で使える
オンライン診療

サービス名低用量ピル
の料金
エニピル
公式サイト

※年齢制限なし
ピル:2,563円
診察:2,200円
送料:550円
ーーーーーー
合計5,313円
マイピル
公式サイト

※15歳以上
ピル:2,959円
診察:無料
送料:550円
ーーーーーーー
合計3,509円

※税込み/自由診療

ピルだけもらえるのは?産婦人科医が診察する通販やおすすめのオンライン診療

オンライン診療サービスの多くは、病院と提携しており、提携クリニックの医師が診察を行っています。

つまり、産婦人科と提携しているサービスを選べば、産婦人科医による診察がオンライン上で受けられるのです。

また、一部のオンライン診療では、保険適用を受けられる場合があります。

産婦人科と提携していたり、保険適用が受けられたりするサービスを紹介します。

スクロールできます
サービス名特徴料金提携
クリニック
\産婦人科の医師在籍/
スマルナ
診察がチャット形式
定期便の解約縛りなし
医師の指名に対応
>解説を見る
ピル:2,980円
診察:1,500円
送料込み
ーーーーーー
4,480円
※自由診療
代官山ウィメンズ
クリニックなど
\産婦人科の医師在籍/
メデリピル
電話での診察を実施
ピル1シートが無料
医師の性別は指定OK
>解説を見る
ピル:初回0円
診察:無料
送料:550円
ーーーーーー
550円
※自由診療
産婦人科
※クリニック名は
要問合せ
\保険適用OK/
東京オンライン
クリニック
一部ピルが保険適用
コンビニでの受取可
ビデオ通話で診察
>解説を見る
ピル:1,040円
手数料:2,300円
ーーーーーーー
3,340円
※保険適用
渋谷文化村
通り皮膚科

※税込み

スマルナ:チャットで診察を受けられる

スマルナの特徴
  • 診察がチャット形式
  • 定期便の解約縛りなし
  • 医師の指名に対応

スマルナは、チャット形式の診察が特徴的なオンラインサービスです。

音声や顔出しなしのチャット診察なら、場所を問わないため、スキマ時間にも利用できます。

また、提携クリニックの数が多いため予約も取りやすく、医師の情報を確認した上で指名することも可能です。

営業時間が24時間と長いため、場所だけでなく時間にも縛られずに利用できますよ。

スマルナ公式アプリはこちら

メデリピル:初回プランが人気!診察は電話で対応

メデリピルの特徴
  • 電話での診察を実施
  • ピル1シートが無料
  • 医師の性別は指定OK

メデリピルは、低用量ピルユーザーに人気のサービスです。

電話診察は何度でも無料、さらに初回利用時は低用量ピル1シート(約1か月分)も無料

送料の550円のみで、低用量ピルの服用が試せますよ。

低用量は6種類と、ラインナップも豊富です。

メデリピル公式サイトはこちら

東京オンラインクリニック:保険適用ピルもオンライン処方

東京オンラインクリニックの特徴
  • 一部ピルが保険適用
  • コンビニでの受取可
  • ビデオ通話で診察

東京オンラインクリニックの特徴は、一部のピルが保険適用で処方を受けられることです。

保険を使えば費用の負担は3割、リーズナブルにピルの服用を継続できます。

避妊用のピルは診察代が無料ですが、保険適用ピルは診察代などの手数料が2,300円必要です。

東京オンラインクリニック公式サイトはこちら

【知恵袋】オンライン診療・産婦人科でピルだけもらう方法は?もらい方・流れを解説

オンライン診療・産婦人科のどちらでも、ピル処方の際は身分証明書を用意しておきましょう。

また、保険適用を受けたい方は、保険証の持参が必須です。

オンライン診察の使い方

オンライン診療は、初診から電話やチャットで診察を受けます。

▼オンライン診療の流れ

  • 予約
  • 問診票の入力
  • オンライン診療
  • ピルの配送

診察後は、郵送で自宅にピルを届けてもらうことが可能です。

そのため、病院だけでなく、薬局へ行く手間も省けます。

また、初回から1年分のピルをまとめ買いできたり、同じピルの追加処方はネットで手続きができるのもポイントです。

追加処方の際の診察の有無は、サービスによって異なりますよ。

産婦人科でのピルのもらい方

まずは、自宅近くの産婦人科が「完全予約制」に該当するのかを、公式サイトや電話で確認しましょう。

完全予約制の場合は予約が必須ですが、中には予約なしで利用できる産婦人科もありますよ。

なお、産婦人科には、その場でピルをもらう「院内処方」と、薬局へ処方せんを提出してピルをもらう「院外処方」の2種類があります。

▼産婦人科|ピル処方の流れ(院内処方)

  • 予約
  • 受付
  • 問診票の記入
  • 医師の診察や検査
  • ピルの受け取り

院内処方の場合、診察後に薬局へ行く必要はありません。

一方、院外処方の場合は病院で決済を終えたあと、処方せんを受け取ります。

処方せんを薬剤師のいる薬局で提出すると、ピルを受け取れますよ。

ピルが欲しい!産婦人科へ行くタイミングはいつ?

低用量ピルは、基本的に生理の初日に飲み始めます。

そのため、生理の初日に間に合うタイミングで受診するのがおすすめです。

なお、産婦人科では検査があり、検査結果が分かるまでピルをもらえない場合もあります。

検査結果が出るまでは1週間ほど待つこともあるので、早めの受診がおすすめです。

【Q&A】ピルだけもらうには?産婦人科やピルに関するよくある疑問

ピルは、産婦人科ならどこでも処方を受けられるの?

一部の産婦人科では、ピル処方を受け付けていません。

確実にピルの取り扱いがあるのは、「ピル外来」のある産婦人科です。

自宅近くの産婦人科でピル処方を受けたいなら、「地域名+ピル外来」で検索してみましょう。

例えば大阪なら、「大阪 ピル外来」で検索してみてくださいね。

産婦人科以外で、低用量ピルがもらえる病院は?

一部の内科や美容クリニックでも、低用量ピル処方が受けられます。

ただし、内科や美容クリニックでは、エコー検査や血液検査、がん検診などが受けられないことも。

定期的に検査を受けたいなら、産婦人科や婦人科でピル処方を受けるのがおすすめです。

検査なしで低用量ピルをもらうデメリットは?オンラインでも検査は受けられるの?

検査なしで低用量ピルをもらうデメリットは、自覚症状のない副作用に気づきにくいことです。

低用量ピルの服用中は、まれに肝機能障害などの副作用が起こります。

肝機能障害は早期発見・治療で重篤な被害を防ぎやすくなりますが、自覚症状が出ないこともあるため定期的な検査が必要です。

クリニックフォア(オンライン診療)などで販売されている「検査キット」を使えば、自宅でも検査が実施できます。

▼低用量ピルの副作用

  • 悪心(気持ち悪さ)
  • 頭痛や腹痛
  • 不正出血
  • 血栓症

低用量ピルを処方してもらうには、診察でなんて言えばいい?

低用量ピルを処方を受けたいときは、低用量ピルをもらいに来ました」「ピルの服用を始めたいですと伝えましょう。

診察は基本的に、医師の質問に答える形で進みます。

そのため、「何を伝えればいいの?」と悩む必要はありませんよ。

産婦人科へ行っても、低用量ピルを処方してもらえないことはある?

妊娠していたり、血栓症のリスクが高かったりする場合は、産婦人科へ行ってもピル処方を受けられません。

▼血栓症のリスクが高い人

  • 35歳以上のヘビースモーカー
  • 40代以上
  • 肥満の人(BMI30以上)
  • 過去に血栓症を発症した人

産婦人科では、ピルをまとめて処方してもらうことも可能?

一部の産婦人科では、ピルをまとめて処方してもらえます

ただし、初回は1シートのみの処方の場合も。

また、保険適用の場合、一度に処方を受けられるのは3シートまでです。

低用量ピルの保険適用・適用外の違いは?値段はどのくらい変わる?

保険適用のピルと適用外のピルの違いは、服用の目的や費用の負担率です。

服用の
目的
費用の
負担率
保険適用月経困難症や
子宮内膜症の治療
3割
適用外避妊など全額
(10割)

月経困難症とは、生理前や生理中に起こる不快な症状の総称です。

生理痛や食欲増進、情緒不安定、イライラなどの症状が該当します。

【まとめ】産婦人科とオンライン診療の違いがわかる早見表!ピルだけもらうことは可能

産婦人科もオンライン診療も、初回は診察が必須で、ピルだけもらうことはできません。

ただし、オンライン診療は、同じピルの処方を受ける際に診察が不要のサービスが多いです。

▼産婦人科とオンライン診療の違い

スクロールできます
産婦人科オンライン診療
診察受診の都度初回
ピルを変更するとき
待ち時間30分〜2時間ほど
待つこともある
基本は待ち時間0
営業時間日中〜夕方
日・祝は休みが多い
24時間対応のサービスあり
日・祝も基本は営業
ピルの
追加処方
病院へ行って
診察を受けてから受け取る
ネット上で手続き
同じピルなら診察なし
可能な
検査
血液検査
※血栓症含む
性病検査
エコー検査がん検診など
血液検査
※血栓症不可
性病検査など

産婦人科には、定期的にさまざまな検査を受けられるメリットがあります。

一方で、オンライン診療は1年分のピルをまとめ買いしたり、定期便を利用したりすることが可能です。

面倒な手間なくピルの服用を継続しやすいことが、オンライン診療のポイントです。

まとめ買い◎おすすめのオンライン診療