アフターピル・低用量ピルはどこで買う?市販品や通販の価格、購入方法一覧を紹介!

アフターピル・低用量ピルはどこで買う?市販品や通販の価格、購入方法一覧を紹介!

低用量ピルやアフターピルは、病院やオンライン診療で購入できます。

どこで買う?
ピルを購入できる場所

オンライン
診療
・電話やチャットで診察
・アフターピルは自宅に郵送
薬局・販売はアフターピルのみ
・購入には薬剤師との面談が必要
・ピル受け取り後は薬局内で服用
病院・産婦人科や婦人科など
・美容クリニックにも取扱あり
・その場または薬局で受け取り

ピルは市販されておらず、購入には医師の診察や薬剤師との面談が必要です。

なお、診察は病院だけでなく、「オンライン診療」でも受けられます。

オンライン診療は診察が電話やチャットなため、産婦人科への受診に抵抗がある方にもおすすめですよ。

オンライン診療は、初診から利用できますよ。

電話やチャットで診察◎
初心者におすすめのオンライン診療

スクロールできます
サービス名低用量ピル特徴
\電話で診察/
メデリピル
公式サイト
初回
1シート無料

月額2,970円
産婦人科の医師が診察
手続きはLINEで完結
\チャット診察/
スマルナ
公式サイト
月額
2,980円
医師の選択が可能
24時間営業
\電話で診察/
エニピル
公式サイト
月額
2,563円
24時間営業
ピルの種類が充実

※税込み/自由診療

アフターピル/低用量ピルはどこで買える?購入方法一覧ともらい方

ピルは病院やオンライン診療で、医師の診察を受けると入手できます。

またアフターピルのみ、一部の薬局で購入することも可能です。

▼ピルの購入方法

どこで購入しても、ピルの相場は同じくらいです。

なお、低用量ピルは「生理の初日」から服用を始めるのが一般的。

そのため、次の生理に間に合うタイミングで、病院やオンライン診療を受診しましょう。

薬局で買う:アフターピルのみ販売!薬剤師との面談が必要

2023年の11月から、薬局ではアフターピルの試験販売が始まりました。

販売は一部の店舗のみで試験的に行われており、ピルを買うためには取り扱いのある薬局へ行く必要があります。

▼薬局でのアフターピルのもらい方

  • 薬局に電話をかける
  • 研究への参加に同意する
  • 薬剤師との面談をする
  • 薬剤師の目の前でアフターピルを飲む
  • アンケートへ回答する

薬局でのアフターピルの値段は、7,000〜9,000円です。

薬剤師の目の前でアフターピルを飲む必要があるため、代理人が購入することはできません。

未成年者が来店する場合は、保護者の同伴が必要ですよ。

オンライン診療を使う:電話・チャットなどで診察を受ける

診察が電話やチャットで受けられる「オンライン診療」でも、低用量ピルやアフターピルを入手できます。

▼オンライン診療でのピルのもらい方

  • 予約
  • 問診票の入力
  • オンライン診療
  • ピルの配送

おすすめのオンライン診療一覧

診察の方法はそれぞれ異なるため、受診しやすいサービスを選んでくださいね。

医師の診察では、あなたに合ったピルを教えてもらえるため、知識がない方でもオンライン診療を受けられます。

なお、診察後に処方されたピルは、郵送で自宅に届けてもらえますよ。

配送にかかる時間は1〜2日、すぐに届くため、できるだけ早く服用したい方にもおすすめです。

オンライン診療サービス一覧と診察方法
サービス名診察方法低用量ピル料金
(月額)
メデリピル電話
ビデオ通話
初回1シート無料
通常2,970円
スマルナチャット2,980円
エニピル電話2,563円
マイピル
オンライン
電話初回1シート無料
通常2,959円
クリニック
フォア
ビデオ通話2,783円

※税込み/自由診療

病院で処方:完全予約制のクリニックに注意

産婦人科・婦人科(レディースクリニック)などへ行けば、アフターピルや低用量ピルを処方してもらえます。

▼病院でのピルのもらい方

  • 予約
  • 受付
  • 問診票の記入
  • 医師の診察や検査
  • ピルの受け取り

美容クリニックや内科などでも、ピル処方を受けられる場合があります。

なお、取り扱うピルの種類・予約の有無・営業時間などは、病院によって異なります。

そのため、来院前には公式サイトを確認するか、電話で問い合わせるのがおすすめです。

ピルの取り扱いの有無は、「ピル外来があるのか」でも判断できます。

どこで買うと安い?ピル販売の値段早見表

ピルの価格は各クリニックが決めているため、購入する場所によって、かかる費用が異なります。

低用量ピルは月額2,000〜3,000円、アフターピルは1回あたり10,000円前後が相場です。

名称月額処方
>>メデリピル初回無料オンライン
>>スマルナ1,980〜3,380円オンライン
>>エニピル2,563円オンライン
>>クリニックフォア2,783〜3,278円通院
オンライン
>>マイピル初回無料オンライン
>>エミシアクリニック3,240円オンライン
東京オンライン
クリニック
2,890円オンライン
イースト
駅前クリニック
2,700円通院
オンライン
ケイ・レディース
クリニック
3,300円通院
オンライン
湘南美容クリニック2,100円通院
ジャスミン
レディースクリニック
2,500円通院
オンライン

※メデリピル2回目~:2,970円/マイピル2回目~:2,960円/税込み/自由診療

低用量ピルは、毎日続けて飲むことで避妊効果が期待できる医薬品。

むくみ・吐き気・頭痛などの副作用がありますが、服用を続けると症状は徐々に落ち着くことがほとんどです。

通販サイト(個人輸入)でもピルは買える?危険性や安全性を紹介

海外製の低用量ピルやアフターピルは、通販の1つである「個人輸入サイト」でも販売されています。

個人輸入とは、代行業者を通して、海外から直接ピルを輸入することです。

海外の商品には偽物や粗悪品が混ざっていることも多く、健康被害を受ける可能性があることから、利用は推奨されません。

▼個人輸入のリスク

  • 偽物や粗悪品が届く
  • 商品が届かない
  • 個人情報が盗まれる
  • 危険な薬物が混入する

個人輸入の商品を使用し、死亡したり重篤な副作用で苦しんだりと、さまざまな健康被害が報告されています。

偽物の商品は、正規品に似せて作られているため、自力で見分けるのは困難です。

万が一の被害を受けないためにも、個人輸入サイトの利用は控えましょう。

【Q&A】避妊用ピルはどこで買う?よくある疑問を紹介

ピルが薬局で買えない理由は?市販化されないのはなぜ?

ピルが薬局で買えないのは、「医療用医薬品」に該当するためです。

日本で流通している薬は2種類に分けられており、薬局やドラックストアでは「一般医薬品」が売られています。

▼医薬品の種類

医療用医薬品
(処方薬)
医師の診察が必要
一般医薬品
(市販薬)
診察なしで購入可能

なお、医療用医薬品に診察が必要なのは、有効成分の量が多く、作用や副作用が強いためです。

飲み合わせの悪い薬や既往歴によっては、医療用医薬品の誤った使用で症状が悪化する可能性も考えられます。

「誰が飲んでも良い薬」ではないため、医療用医薬品には医師の診察が必要なのです。

アフターピルの代わりになるものは、市販やドラッグストアにある?

アフターピルの代わりになる薬には、「ヤッペ法(中用量ピル)」が挙げられます。

しかし、ヤッペ法もアフターピルと同様、病院やオンライン診療を受けなければ処方されません

▼緊急避妊薬の種類

アフターピル1回1錠を服用
価格は10,000円前後
避妊率は97〜99%
ヤッペ法
(中用量ピル)
合計4錠を服用
価格は5,000円前後
避妊率が低い

ヤッペ法はアフターピルが流通する前に、日本で使われていた緊急避妊法の1つ。

価格は安価ですが避妊率が低く、副作用が出やすいため、現在はあまり使われていません。

アフターピルは男性でも買える?

アフターピルを購入できるのは、服用する本人(女性)のみです。

男性や代理人の女性が購入することはできません。

なお、診察の付き添いや支払いのみであれば、男性や代理人の女性でも行えます。

参考:緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)

【知恵袋】ピルはどこで買える?海外では薬局で買えるのかも知りたい!

日本でピルが入手できるのは、病院やオンライン診療などの医療機関のみです。

一方、海外では薬局でもピルが売られています。

国内で低用量ピルが薬局販売されるのはいつから?予定はある?

国内での低用量ピルの薬局販売は、2024年時点で予定されていません

一方で、2023年の11月からは、アフターピルの薬局販売が、試験的に始まりました。